アクエリオンEVOL 第13話「堕ちた巨人」
トワノ・ミカゲに襲われる夢を見たドナール・ダンテス。
この日はいつも碌でもない事が起きると感じるドナールの予感を実現したかのように、創立記念日に襲いかかってきたカグラ・テムリのミスラグニスによる襲撃。
ユノハ・スルールを連れて行こうとするジン・ムソウに、ユノハはジンへの通信を聞いてしまった事を告白して、やはりジンが「向こう側」の人間だったのかと告げる。
そんな二人に避難するように警告したMIXがミスラグニスに襲われ、守ろうとしたアンディ・W・ホールと共に踏み潰されてしまうのを目撃したユノハは気絶。ジンは気絶したユノハを抱きかかえて走り出す。
ま、アンディは穴を掘れるので地面に潜って逃げるだろう事は予想可能なんですが。
敵の正体がカグラに間違いないと感じるミコノ・スズシロに、必ずミコノを守ると誓うアマタ・ソラ。そんな二人の様子に暗い感情を抱くゼシカ・ウォン。
三人はベクターマシンで出撃、迎撃合体でアクエリオンEVOLとなって挑む。
ゼシカに対する嫌がらせなのか、という組み合わせ。
しかもカグラが狙ってるのはミコノなのに、なんでわざわざミコノを出撃させちゃったんだろう。
強力なエレメントを放ち、アクエリオンの無限パンチすら巻き戻すミスラニグスに驚くクレア・ドロセラたち。
「逆さまの力」
「逆さま?」
「愛が憎しみに変わる時、全ての炎は氷に閉ざされ、
光は闇となる!」
「つまりは、物理法則の反転」
カグラの反転の力はやはりエレメント能力だったのか。ジンとカグラに目覚めたエレメント能力は、彼らがアマタたちと同じ人間だという事の表れなのか。
ジンはユノハを連れて行こうとするも、ユノハは自分たちを受け入れてくれたみんなが戦っているのに行けるはずがないと拒絶。
しかしジンはユノハを必要とし、全てを計算尽くで行動していた自分が必要とされる筈がない、と強引にユノハを連れると、ベクターマシンを奪って出撃する。
ベクターマシンって3台だけじゃなかったんだね。元々女性と男性のために、それぞれ6機あったのかな。
ジンの裏切りを知ったエレメント候補生達は、カイエン・スズシロが直ぐに彼らの阻止に動く。
何故かサザンカ・ビアンカだけ、だから影があったのね、と大興奮。
なんて空気を読まない腐った精神の持ち主なんだ。
強力な力でアクエリオンを圧倒するミスラニグスに、次元ゲートから無数のパイプが伸びて力が供給されていた。
チューブを切断出来れば、と考えるクレアに、不動・ZEN総司令は「運命の赤い糸」と呟く。
「その残酷な運命なる紡ぎし者。
姿を見せよ!」
不動の言葉に、ミカゲが彼らの前へと瞬間移動で姿を現す。
美形の登場でまたもサザンカ大興奮。
ジンが最初に来た時より明るくなったのも計算だったのか、ジンにはきっとみんなが必要であり、だからみんなもジンを必要だと思っていると涙を浮かべながら訴えかけるユノハに、心動かされながらも否定しようとする。
ミカゲは一瞬でエレメント候補生たちを眠らせ、ドナールはスオミ・コネピを庇って意識を失う。
「ずいぶんと久しいね。
1万と2000年、それとも2万と4000年ぶりかな」
「不動?」
「ふ、ようやくお出ましか」
「それともなんとも無様な形なのか。
君は君の本当の形を何処に置き去りにしたんだい」
「目に映る形など、ただの呪縛。
すなわち過去への妄執。
貴様こそ、未だ古き形を捨てられないのかな」
アポロニアスの琥珀に輝く翼、真の太陽の翼の在処を聞き出そうとするミカゲ。
オリジナルアクエリオンは不動がどこかに隠しているのか。強攻型アクエリオンの進化系と思われるアクエリアがアクエリオンとなれるのは、そのオリジナルアクエリオンから力を受け取ってるからだろうか。
ついに2クール目に不動の正体が明らかになるのか。
会話の内容からすると、ミカゲも不動も堕天翅族なのは確かのようだ。
ZENとGENは同一人物か、生まれ変わりなのも確かみたいだね。
問題はミカゲ=頭翅なのか、というところか。
アポロニアスである太陽の翼への固執ぶりからすると頭翅かもしれないが、彼は12000年前の前作で一定の和解をしているので、別人の可能性が高そうかな。
不動やミカゲは頭翅たちの上官にあたる人物だったのかもしれないな。
追いつめられるアクエリオンの様子に戻って欲しいと訴えかけるユノハ、姿を消して涙を流す。
ユノハの言葉と気持ちに心揺れながら、次元ゲートを潜るジン。
しかしユノハが本当にゲートを通過することが可能なんだろうか? ユノハが真実のイヴだとか言ってるのは証拠はなくて、ただジンの思い込みだよね。完全にただ惚れたから連れて行こうとしているだけだし。
倒されたアクエリオンからミコノを連れ出したカグラ。
初めて見た時からミコノを嫌い、憎んで、殺したいというカグラは、ミコノにキスしようとするも、気付いたアマタが咄嗟に妨害する。
しかしカグラの攻撃で落とされたアマタに、カグラは匂いのしないアマタは存在しないも同じだから殺しても構わない、と、彼の心臓を逆流させようとする。
アマタに匂いが存在しないのは、やはりカグラと分裂したせいかな。どちらが本体なのか、という問題が残っていそうだけど。カグラのいう匂いであるものは全部カグラの方にあるんだろう。
絶体絶命だと笑うミカゲは、太陽の翼の在処を聞き出そうとするも、不動は笑みを浮かべる。ドナールが起きあがると義手から攻撃を放つと、彼の事を思い出したミカゲは姿を消失する。
ドナールは義手でミカゲの攻撃を受けていたから、本当は気絶してなくて、機会をうかがっていたのかな。
彼の体は思念による構築されたスピリチュアルボディに過ぎなかった。
思念体を実体化させるとか、かなり強力なパワーを持ってるのか。
アマタを救ったのは穴の中に逃げたアンディだった。
あれからずっと校庭で穴の中に潜んでいたんだ……穴を掘り進めて校舎内に逃げ込むとか出来なかったのか? ちょっとMIX良い感じになってる。
更にゼシカも意識を取り戻し、カイエンとシュレードもベクターマシンで援護に現れる。
あれ……何、シュレードはさらりとベクターマシンに乗り込んでるんだ? クレアたちもなんで止めなかったんだよ。
それでも次元ゲートからの力の供給がある限り、カグラの力を止められないと考えるドナールたち。
「断ち切る力だ!
僕の、力を使えば」
提案をしたのは次元ゲートから帰還したジンだった。
ジンくんやっぱりユノハのためにアルテアを裏切って戻ってきました。
スパイであるジンを信じられないカイエンたちに、自分を信じなくても構わないが、こちらの世界に来て手に入れた自分の力で無ければ事態を変えられないと訴えかける。
そんなジンを裏切り者として、ユノハの命を奪おうとするミカゲの思念体をエレメント能力で切断するジン。ミカゲは消失する寸前にジンの頭に力を撃ち込む。
カイエンは身を挺してユノハを守ろうとしたジンを認めて合体する。
普段なら真っ先に不動司令が合体を許可するところなのに、今回は何も言わなかったな。
故郷よりも惚れた女を優先したジンは先週から株が急上昇中だよ。
「アマタ、ミコノ、連弾合体」
「「GO!」」
「アクエリオン!」
「砲煙合体!」
「GO!」
「「アクエリオーン!」」
シュレード、アマタ、ミコノとカイエン、ゼシカ、ジン&ユノハによる2体のアクエリオンの合体。
「ああああ!」
「分かり合える」
「おお、おおお!
これぞ、重なり合う二つの響き」
「スゴイ、沸き上がる、力が!」
「二つの星を超えて」
「「これが」」
「僕たち」
「私たちの」
「「合体!!!」」
アクエリオンゲパルトとアクエリオンスパーダ。
ただ二体のアクエリオンが出来ただけではなく、双方がリンクしているのはミコノの繋ぐ力によるものだろうか。
カグラの放った強力な旋風攻撃に苦戦するアクエリオン。
ジンはミカゲによる額への攻撃痕から血を流しながらも、二度とユノハの涙を見たくないのだと必死にカグラの力に抗う。
ユノハや、他のエレメントたちも力を貸し、ジンを後押しすると、カグラの力をはね除ける。
二体のアクエリオンの頭上に現れた輪。
「あの光!?」
「星を超えて繋がる、∞(無限大)の力!!」
ゲパルトに新しい武器が召還される。
ドーナツ、とか思った俺はダメだ。
これまでリングがどうのと口にしていたのは、この∞のための布石だったのかな。
「今!」
「悪しき力を!」
「「断ち切るために!!」」
スパーダがミスラニグスの足止めをしている間に、ゲパルトが次元ゲートへと向けて新武装による砲撃を放つ。
「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」
必殺技『空間断絶砲-DIMENSION SHUTTING CANNON-』により、断絶フィールドが放たれ、ミスラニグスへの力の供給を止める。
なんでジンの力で砲撃なのかと思ったら、断絶するための砲撃だったからか。
「決めるぞ、アマタ、ミコノ」
「「はい!」」
「共に奏でよう」
「「「旋律のイフェル・ツヴァイ」」」
攻撃を受けながらも反撃でミコノの命を奪おうとしたカグラだが、ゲパルトによる攻撃で力の供給が完全に止まってしまう。
「今だ、トドメのリフレイン!!」
最期の一撃でミスラニグスが崩壊するも、ミカゲはジンの額に更なる攻撃をくわえていた。
その事に気付き、勝利に喜ぶみんなの中で1人だけミカゲの所業に気づいて怒りを浮かべる不動。
不動が怒りを見せたのは2作品を通して初めてなんじゃないのか。いつもどこか余裕を持っていたのに。
《ユノハ、君と出会えた奇跡にもう息が止まりそうだよ。
繋いだその手に、少し強くなれる気がする。
だから……》
息絶えたジンの手から零れ落ちるボイスレコーダーに吹き込まれていたジンのメッセージ。
ジンの死にユノハは絶叫する。
ジンが純愛過ぎる……口にできない気持ちを通信機のボイスレコーダーに吹き込んでいたとか、悲しすぎる。
てっきり頭に打ちこんだのは、ジンのネオ・ディーバでの記憶を消す処理とかだと思っていたら、マジで殺してしまいやがった!
次回 第14話「個の先」
ジンのお葬式。
すっかり落ち込んだユノハがどうなるのか。
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アニメ 感想 レビュー
この日はいつも碌でもない事が起きると感じるドナールの予感を実現したかのように、創立記念日に襲いかかってきたカグラ・テムリのミスラグニスによる襲撃。
ユノハ・スルールを連れて行こうとするジン・ムソウに、ユノハはジンへの通信を聞いてしまった事を告白して、やはりジンが「向こう側」の人間だったのかと告げる。
そんな二人に避難するように警告したMIXがミスラグニスに襲われ、守ろうとしたアンディ・W・ホールと共に踏み潰されてしまうのを目撃したユノハは気絶。ジンは気絶したユノハを抱きかかえて走り出す。
ま、アンディは穴を掘れるので地面に潜って逃げるだろう事は予想可能なんですが。
敵の正体がカグラに間違いないと感じるミコノ・スズシロに、必ずミコノを守ると誓うアマタ・ソラ。そんな二人の様子に暗い感情を抱くゼシカ・ウォン。
三人はベクターマシンで出撃、迎撃合体でアクエリオンEVOLとなって挑む。
ゼシカに対する嫌がらせなのか、という組み合わせ。
しかもカグラが狙ってるのはミコノなのに、なんでわざわざミコノを出撃させちゃったんだろう。
強力なエレメントを放ち、アクエリオンの無限パンチすら巻き戻すミスラニグスに驚くクレア・ドロセラたち。
「逆さまの力」
「逆さま?」
「愛が憎しみに変わる時、全ての炎は氷に閉ざされ、
光は闇となる!」
「つまりは、物理法則の反転」
カグラの反転の力はやはりエレメント能力だったのか。ジンとカグラに目覚めたエレメント能力は、彼らがアマタたちと同じ人間だという事の表れなのか。
ジンはユノハを連れて行こうとするも、ユノハは自分たちを受け入れてくれたみんなが戦っているのに行けるはずがないと拒絶。
しかしジンはユノハを必要とし、全てを計算尽くで行動していた自分が必要とされる筈がない、と強引にユノハを連れると、ベクターマシンを奪って出撃する。
ベクターマシンって3台だけじゃなかったんだね。元々女性と男性のために、それぞれ6機あったのかな。
ジンの裏切りを知ったエレメント候補生達は、カイエン・スズシロが直ぐに彼らの阻止に動く。
何故かサザンカ・ビアンカだけ、だから影があったのね、と大興奮。
なんて空気を読まない腐った精神の持ち主なんだ。
強力な力でアクエリオンを圧倒するミスラニグスに、次元ゲートから無数のパイプが伸びて力が供給されていた。
チューブを切断出来れば、と考えるクレアに、不動・ZEN総司令は「運命の赤い糸」と呟く。
「その残酷な運命なる紡ぎし者。
姿を見せよ!」
不動の言葉に、ミカゲが彼らの前へと瞬間移動で姿を現す。
美形の登場でまたもサザンカ大興奮。
ジンが最初に来た時より明るくなったのも計算だったのか、ジンにはきっとみんなが必要であり、だからみんなもジンを必要だと思っていると涙を浮かべながら訴えかけるユノハに、心動かされながらも否定しようとする。
ミカゲは一瞬でエレメント候補生たちを眠らせ、ドナールはスオミ・コネピを庇って意識を失う。
「ずいぶんと久しいね。
1万と2000年、それとも2万と4000年ぶりかな」
「不動?」
「ふ、ようやくお出ましか」
「それともなんとも無様な形なのか。
君は君の本当の形を何処に置き去りにしたんだい」
「目に映る形など、ただの呪縛。
すなわち過去への妄執。
貴様こそ、未だ古き形を捨てられないのかな」
アポロニアスの琥珀に輝く翼、真の太陽の翼の在処を聞き出そうとするミカゲ。
オリジナルアクエリオンは不動がどこかに隠しているのか。強攻型アクエリオンの進化系と思われるアクエリアがアクエリオンとなれるのは、そのオリジナルアクエリオンから力を受け取ってるからだろうか。
ついに2クール目に不動の正体が明らかになるのか。
会話の内容からすると、ミカゲも不動も堕天翅族なのは確かのようだ。
ZENとGENは同一人物か、生まれ変わりなのも確かみたいだね。
問題はミカゲ=頭翅なのか、というところか。
アポロニアスである太陽の翼への固執ぶりからすると頭翅かもしれないが、彼は12000年前の前作で一定の和解をしているので、別人の可能性が高そうかな。
不動やミカゲは頭翅たちの上官にあたる人物だったのかもしれないな。
追いつめられるアクエリオンの様子に戻って欲しいと訴えかけるユノハ、姿を消して涙を流す。
ユノハの言葉と気持ちに心揺れながら、次元ゲートを潜るジン。
しかしユノハが本当にゲートを通過することが可能なんだろうか? ユノハが真実のイヴだとか言ってるのは証拠はなくて、ただジンの思い込みだよね。完全にただ惚れたから連れて行こうとしているだけだし。
倒されたアクエリオンからミコノを連れ出したカグラ。
初めて見た時からミコノを嫌い、憎んで、殺したいというカグラは、ミコノにキスしようとするも、気付いたアマタが咄嗟に妨害する。
しかしカグラの攻撃で落とされたアマタに、カグラは匂いのしないアマタは存在しないも同じだから殺しても構わない、と、彼の心臓を逆流させようとする。
アマタに匂いが存在しないのは、やはりカグラと分裂したせいかな。どちらが本体なのか、という問題が残っていそうだけど。カグラのいう匂いであるものは全部カグラの方にあるんだろう。
絶体絶命だと笑うミカゲは、太陽の翼の在処を聞き出そうとするも、不動は笑みを浮かべる。ドナールが起きあがると義手から攻撃を放つと、彼の事を思い出したミカゲは姿を消失する。
ドナールは義手でミカゲの攻撃を受けていたから、本当は気絶してなくて、機会をうかがっていたのかな。
彼の体は思念による構築されたスピリチュアルボディに過ぎなかった。
思念体を実体化させるとか、かなり強力なパワーを持ってるのか。
アマタを救ったのは穴の中に逃げたアンディだった。
あれからずっと校庭で穴の中に潜んでいたんだ……穴を掘り進めて校舎内に逃げ込むとか出来なかったのか? ちょっとMIX良い感じになってる。
更にゼシカも意識を取り戻し、カイエンとシュレードもベクターマシンで援護に現れる。
あれ……何、シュレードはさらりとベクターマシンに乗り込んでるんだ? クレアたちもなんで止めなかったんだよ。
それでも次元ゲートからの力の供給がある限り、カグラの力を止められないと考えるドナールたち。
「断ち切る力だ!
僕の、力を使えば」
提案をしたのは次元ゲートから帰還したジンだった。
ジンくんやっぱりユノハのためにアルテアを裏切って戻ってきました。
スパイであるジンを信じられないカイエンたちに、自分を信じなくても構わないが、こちらの世界に来て手に入れた自分の力で無ければ事態を変えられないと訴えかける。
そんなジンを裏切り者として、ユノハの命を奪おうとするミカゲの思念体をエレメント能力で切断するジン。ミカゲは消失する寸前にジンの頭に力を撃ち込む。
カイエンは身を挺してユノハを守ろうとしたジンを認めて合体する。
普段なら真っ先に不動司令が合体を許可するところなのに、今回は何も言わなかったな。
故郷よりも惚れた女を優先したジンは先週から株が急上昇中だよ。
「アマタ、ミコノ、連弾合体」
「「GO!」」
「アクエリオン!」
「砲煙合体!」
「GO!」
「「アクエリオーン!」」
シュレード、アマタ、ミコノとカイエン、ゼシカ、ジン&ユノハによる2体のアクエリオンの合体。
「ああああ!」
「分かり合える」
「おお、おおお!
これぞ、重なり合う二つの響き」
「スゴイ、沸き上がる、力が!」
「二つの星を超えて」
「「これが」」
「僕たち」
「私たちの」
「「合体!!!」」
アクエリオンゲパルトとアクエリオンスパーダ。
ただ二体のアクエリオンが出来ただけではなく、双方がリンクしているのはミコノの繋ぐ力によるものだろうか。
カグラの放った強力な旋風攻撃に苦戦するアクエリオン。
ジンはミカゲによる額への攻撃痕から血を流しながらも、二度とユノハの涙を見たくないのだと必死にカグラの力に抗う。
ユノハや、他のエレメントたちも力を貸し、ジンを後押しすると、カグラの力をはね除ける。
二体のアクエリオンの頭上に現れた輪。
「あの光!?」
「星を超えて繋がる、∞(無限大)の力!!」
ゲパルトに新しい武器が召還される。
ドーナツ、とか思った俺はダメだ。
これまでリングがどうのと口にしていたのは、この∞のための布石だったのかな。
「今!」
「悪しき力を!」
「「断ち切るために!!」」
スパーダがミスラニグスの足止めをしている間に、ゲパルトが次元ゲートへと向けて新武装による砲撃を放つ。
「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」
必殺技『空間断絶砲-DIMENSION SHUTTING CANNON-』により、断絶フィールドが放たれ、ミスラニグスへの力の供給を止める。
なんでジンの力で砲撃なのかと思ったら、断絶するための砲撃だったからか。
「決めるぞ、アマタ、ミコノ」
「「はい!」」
「共に奏でよう」
「「「旋律のイフェル・ツヴァイ」」」
攻撃を受けながらも反撃でミコノの命を奪おうとしたカグラだが、ゲパルトによる攻撃で力の供給が完全に止まってしまう。
「今だ、トドメのリフレイン!!」
最期の一撃でミスラニグスが崩壊するも、ミカゲはジンの額に更なる攻撃をくわえていた。
その事に気付き、勝利に喜ぶみんなの中で1人だけミカゲの所業に気づいて怒りを浮かべる不動。
不動が怒りを見せたのは2作品を通して初めてなんじゃないのか。いつもどこか余裕を持っていたのに。
《ユノハ、君と出会えた奇跡にもう息が止まりそうだよ。
繋いだその手に、少し強くなれる気がする。
だから……》
息絶えたジンの手から零れ落ちるボイスレコーダーに吹き込まれていたジンのメッセージ。
ジンの死にユノハは絶叫する。
ジンが純愛過ぎる……口にできない気持ちを通信機のボイスレコーダーに吹き込んでいたとか、悲しすぎる。
てっきり頭に打ちこんだのは、ジンのネオ・ディーバでの記憶を消す処理とかだと思っていたら、マジで殺してしまいやがった!
次回 第14話「個の先」
ジンのお葬式。
すっかり落ち込んだユノハがどうなるのか。
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